氷水を入れた袋（氷のう）を痛みのある箇所に当てて、冷却しましょう。

アイシングによって、炎症を軽減する効果が期待できます。

一度の冷却時間は15分間が目安です。

パフォーマンスが低下するほど運動中痛みが生じたり、安静時もすねが痛んだりする場合は、運動を制限してください。

ジャンプやランニングといった足に負担のかかるメニューは控えて、体幹を鍛えるなど補強運動を行いましょう。

安静にしていれば、2週間程度で痛みの緩和が期待できます。

運動後にアイシングすれば、運動による疲労の回復が促されます。

シンスプリントは疲労の蓄積で発症するため、疲労が蓄積されれば悪化します。

運動後にはアイシングを行いましょう。

運動時のフォームや姿勢が悪いと足を支える脛には過剰な負担がかかります。

フォームや姿勢を見直すことがシンスプリントの予防につながります。

コーチやトレーナーにフォームや姿勢を定期的に確認してもらうようにしましょう。

靴も脛に影響を与え、シンスプリントを引き起こす要因になります。

自分の足にあっていない靴やかかとのすり減りのある靴、クッション性の低い靴は避けましょう。

扁平足や回内足など足にゆがみがある場合は、インソールの使用がおすすめです。

足の筋肉の柔軟性が低下していると負荷がかかりやすくなり、シンスプリントの発症リスクが高まります。

日頃からストレッチを行い、柔軟性を維持しましょう。

とくにふくらはぎのストレッチをすることが大切です。

ふくらはぎのストレッチ法

①壁に向かって足を前後に広げて立ち、両手を壁につけます。

②両足の膝を曲げ、後ろ足のふくらはぎを伸ばします。

③反対側も同様に行います。