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ジャンパー膝

ジャンプやダッシュで痛むジャンパー膝

膝を痛めている人

スポーツをしている方に起こる膝の障害に「ジャンパー膝」と呼ばれるものがあります。

膝のお皿あたりに痛みが生じる障害です。

ジャンプやダッシュを繰り返すようなスポーツをしている方に発症し、

とくに学生の部活動をしている年代に発症しやすいといわれています。


膝の痛みには成長痛もあるため、若年の方の場合は成長痛と考えて放置されてしまうことも少なくありません。

しかし、ジャンパー膝は放置すると手術が必要になってしまう可能性があります。

ジャンパー膝の仕組みや原因を知り、適切に対処や予防を行いましょう。

contents

    trouble


    • 膝のお皿の下あたりが痛む

    • 痛みのせいでしゃがめない

    • 全力で走れない

    • 運動した後に膝が痛む

    • 膝を押すと痛みを覚える

    • ジャンパー膝を繰り返している

    symptoms

    ジャンパー膝の正式名称は「膝蓋腱炎」と呼びます。

    膝のお皿部分に該当する膝蓋骨膝を支える腱が炎症している状態です。

    ジャンパー膝になった場合の症状や発症原因についてみていきましょう。

    炎症が起きている膝を抑える人

    ジャンパー膝の症状について

    こちらではジャンパー膝についての症状の特徴をご紹介しています。

    ジャンパー膝とは

    膝は大腿骨脛骨膝蓋骨の3つの骨で構成されています。

    ジャンパー膝を引き起こす原因となる骨が、膝のお皿部分となる膝蓋骨です。

    膝蓋骨は大腿四頭筋という太ももの筋肉と、膝蓋腱という腱によって支えられています。

    ジャンプやダッシュの動作では大腿四頭筋が収縮して膝蓋腱に強い力が加わるため、炎症が起こりやすいです。

    ジャンパー膝の症状

    軽傷

    普段は症状がないものの、運動後に膝の痛みが出現します。

    痛みが生じる箇所は、膝のお皿の下あたりです。

    日常の動作には影響がないため、気づかれないこともあります。


    中等症

    運動中に膝の痛みが出現するようになります。

    ダッシュやジャンプの着地、長距離のマラソンなどの際に痛みます。

    筋緊張による筋肉の硬さを感じられることもあります。


    重症

    運動日常生活に支障をきたすほどの痛みをともないます。

    階段の昇り降りやしゃがみこむなどの動作で痛みをともない、運動パフォーマンスも低下します。

    Cause

    スポーツによって膝の痛みが現れるのはジャンパー膝だけではありません。

    ジャンパー膝と類似する症状が現れる病気は次のとおりです。

    バスケットボールの試合をしている人達

    膝の酷使

    ジャンプや屈伸運動では、大腿四頭筋が引っ張れることで、膝蓋骨や膝蓋腱まで負荷が加わります。

    頻繁にジャンプや屈伸運動を繰り返せば負荷が蓄積され、腱に炎症が起こります。

    ジャンパー膝が起こりやすいスポーツは、バスケットボールバレーボールサッカーなどのスポーツが挙げられます。

    炎症を起こしている膝

    筋肉の緊張

    筋肉は緊張すると硬くなります。

    とくに大腿四頭筋が硬くなってしまうと、大腿四頭筋の末梢にある膝蓋骨周辺にかかる負担が多くなり、ジャンパー膝を引き起こします。

    筋緊張が生じる原因は、準備運動不足日常の運動不足などが挙げられます。

    サッカーをする少年

    骨の成長

    成長期のお子さまの場合、骨の成長に筋肉が追いつかずに筋肉に負荷がかかりやすくなります。

    その中で膝を酷使するスポーツを行えば、ジャンパー膝を引き起こすリスクが高まります。

    similar symptoms

    スポーツによって膝の痛みが現れるのはジャンパー膝だけではありません。

    ジャンパー膝と類似する症状が現れる病気は次のとおりです。

    類似症状の例

    オスグッド

    膝のお皿の下あたりにある脛骨が突出してきて痛みが生じる病気です。

    ジャンパー膝ではお皿の部分に痛みを生じますが、オスグッドではお皿の下部分に痛みを覚えます。

    成長期の膝を酷使するスポーツをしているお子さまに発症することが多いですが、大人になってから後遺症をもたらすケースもあります。

    シンスプリント

    脛骨にくっついている骨膜という筋肉が炎症している状態です。

    脛の内側の中央から下方にかけて痛みが出現します。

    スポーツだけではなく、扁平足回内足など足のゆがみが原因でも生じます。

    recommend

    次の症状が当てはまる方は「接骨メニュー」へ

    • 膝が腫れている

    • 膝を思いっきり動かせない

    • 患部に熱感がある

    • 動かすと膝が痛む

    次の症状が当てはまる方は「鍼灸メニュー」「整体メニュー」へ

    • 筋肉が硬くなっている

    • 関節の動かしにくさが残った

    • 鈍い痛みがある

    • パフォーマンスを向上したい

    APPROACH

    ジャンパー膝が起こった場合、セルフケアでも症状の緩和を目指しましょう。

    急性

    アイシング

    熱感がある場合は、アイシングを行いましょう。

    冷却によって炎症を抑える効果が期待できます。


    冷やしすぎは筋肉を固めてしまい、膝周辺の柔軟性を低下させてしまうことがあるため、15分を目安にアイシングすることをおすすめします。

    急性

    テーピング

    テーピングは患部を保護しながら補強することができます。

    膝は安静にしたくても歩くなど日常でも使用します。

    そのため、痛みがあるときはテーピングで膝を保護しましょう。

    ジャンパー膝の場合のテーピング方法は、整骨院・接骨院へご相談ください。

    慢性

    クールダウン

    運動後のクールダウンは、筋肉疲労を蓄積させない作用があります。

    運動の疲労が残ってしまうとジャンパー膝が悪化しやすいため、運動後にはストレッチウォーキングなどでクールダウンをしてください。

    慢性

    ストレッチ

    足の筋肉が硬くなっていると、膝にかかる負担が大きくなり痛みが出やすくなります。

    痛みがあるときにストレッチを行う必要はありませんが、痛みがないときはストレッチで柔軟性を高めましょう。

    とくに大腿四頭筋の筋肉をストレッチすることが大切です。


    大腿四頭筋のストレッチ法

    ①横向きに寝て、床側の足を軽く曲げます。

    ②もう一方の足首を掴んで後ろ側に引き、太ももの前面をストレッチします。

    ③30秒ほどで反対側も同様に行います。

    PREVENTION

    膝を酷使するスポーツをしている方は、ジャンパー膝が発症しないように予防を日頃から心がけましょう。

    01

    ウォーミングアップ

    筋肉が硬い状態で運動を開始すると、膝まわりの組織にストレスがかかり痛めやすくなります。

    軽いジョギングや体操などウォーミングアップは入念に行い、柔軟性を高めるようにしましょう。

    02

    ストレッチ

    対処法でご紹介した大腿四頭筋のストレッチは、普段から継続して行っておきましょう。

    また、ジャンパー膝の予防には、腸腰筋のストレッチも効果的です。


    足を前後に広げて立ちます。

    後ろの足は床に膝をついてください。

    そこから、背中を伸ばしたまま重心を前に移動することで、足の付け根部分をストレッチできます。

    左右バランス良く、各20〜30秒ほどストレッチしてください。

    03

    正しい姿勢の保持

    体幹や股関節を鍛えると下半身の動きが安定して膝にかかる負担が軽減されます。

    体幹は体幹トレーニングで鍛えることができます。

    股関節はスクワットで鍛えられますが、股関節をしっかりと曲げることが大切です。

    04

    正しい姿勢の保持

    姿勢が悪いと骨盤にゆがみが生じ、下半身のバランスが崩れてジャンパー膝を起こしやすくなります。

    日頃から正しい姿勢の保持を心がけることが大切です。

    Q&A

    Q

    ジャンパー膝は自然に改善することもありますか?

    A

    膝は日常生活でも負荷がかかるため、放置すれば悪化する可能性があります。

    早期から対処することが大切です。

    Q

    ジャンパー膝が悪化するとどうなりますか?

    A

    安静にしていても強い痛みが感じられるようになり、手術が必要になることもあります。

    Q

    ジャンパー膝の施術は保険適用されますか?

    A

    痛みが発生した状況によるため、ご相談の際にお身体の状況と合わせてお尋ねください。

    Q

    どんなスポーツをしているとジャンパー膝になりますか?

    A

    ジャンプや屈伸運動をするスポーツに発症することが多いです。

    例えば、バスケットボールやバレーボール、サッカー、ハンドボールなどがあります。

    Q

    ジャンパー膝はどんな年代に発症しますか?

    A

    10代・20代の若年のスポーツをする方に発症することが多いです。

    Q

    ジャンパー膝の痛みが強い場合はどうすればいいですか?

    A

    スポーツを中断し、膝を安静にします。

    そして、整骨院・接骨院や医療機関へご相談ください。

    Q

    ジャンパー膝になった場合どれくらいでスポーツに復帰できますか?

    A

    症状によって個人差があります。

    自己判断で復帰すれば再発や悪化する可能性があるため、接骨院へご相談ください。

    Q

    ジャンパー膝かどうかセルフチェックする方法はありますか?

    A

    座って膝を伸ばし、膝のお皿の下を押します。

    痛みがある場合は、ジャンパー膝の可能性があります。

    Q

    ジャンパー膝の場合、サポーターは使用すべきですか?

    A

    サポーターを使用すれば膝を保護できます。

    膝蓋骨の下に巻くタイプもあるので、痛みの状態にあわせて使用しましょう。

    Q

    ジャンパー膝の治療は医療機関と接骨院のどちらに行くべきですか?

    A

    医療機関では画像検査や薬・湿布などの処方が中心になります。

    接骨院では、筋肉や関節など原因へアプローチしていきます。

    author


    からだ接骨院 王子公園院 院長

    阪本 龍之介 (Ryunosuke Sakamoto)

    資格

    ・柔道整復師

    ・鍼師

    ・灸師

    ・高校体育教諭

    経歴

    ・2011年

    宝塚医療大学 入学

    ・2015年

    宝塚医療大学 卒業

    ・2015年

    平成医療学園専門学校 入学

    ・2018年

    平成医療学園専門学校 卒業

    ・2018年

    株式会社Rieden 入社

    メッセージ

    患者様が笑顔で帰っていただけるように精いっぱい施術だけでなく、患者様のやりたいことに全力で向き合っていきます!

    Features

    POINT 01

    最新治療機器の導入や、スタッフ一同が技術向上のために定期的な勉強会を開催しています。

    お客様にとって最高の整骨院を目指すため、日々精進しております。

    POINT 02

    施術を始める前に入念に検査・カウンセリングを行い、患者様が悩まれている症状をしっかりと把握していきます。

    それを踏まえて、一人ひとりに合った最適な施術プランをご提案いたします。

    POINT 03

    お客様の症状や身体のことについて丁寧かつわかりやすく解説いたします。

    再発しないための予防策など、アフターケアもお任せください。

    POINT 04

    「からだ接骨院 王子公園院」では大人気の「楽トレ」を完備しております。

    リハビリやケガの予防、美容、インナーマッスルを鍛えたいお客様に大変ご好評をいただいております。

    POINT 05

    予約優先制なので、ほとんど待ち時間なく施術へご案内いたします。

    POINT 06

    ベビーベッドを完備しているため、小さなお子様連れのお客様にも安心してご来店いただけます。

    受付スタッフがお子様のお世話をいたします。

    POINT 07

    清潔感を常に意識しております。

    快適に気持ちよくご利用していただくため、お客様目線で店内の隅々まで目を光らせております。

    Karada Sekkotsuin Ojikoenin

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    住所

    〒657-0831
    兵庫県神戸市灘区水道筋5丁目3-4

    最寄駅

    阪急電鉄・神戸線「王子公園駅」
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    (周辺のタイムズと提携しております)

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